2017年4月12日(21:00~23:18)、テレビ東京で放送戦前から戦後にかけ、脱獄を繰り返した実在の男の話にもとづく吉村昭の同名小説を原作にしたサスペンス・ドラマ。テレビ東京で、開局記念日スペシャルドラマとして放送。脚本は、これまでたけし主演で、『昭和四十六年、大久保清の犯罪』や『イエスの方舟 イエスと呼ばれた男と19人の女たち』など、多くの実録ドラマを手がけてきた池端俊策。昭和17年。東京・小菅刑務所の看守部長・浦田進(ビートたけし)の耳に、秋田で無期懲役囚・佐久間清太郎(山田孝之)が脱獄したとの情報が入る。かつて、小菅にいて情に厚い浦田だけには従順だった佐久間だが、青森でも破獄した危険人物だった。ところが、3カ月後、浦田の家に佐久間が突然訪ねて来る。人間扱いしない秋田の看守を訴えて欲しいと言う。しかし、隙をついて浦田は通報。囚われた佐久間は、網走刑務所へ収監される。さらに、浦田も網走の看守長として転任することに。こうして、戦前から戦後にかけた2人の闘いが始まった・・・。
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